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おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.63 「田んぼの作業と天候について」

2015.09.07

お米を知ろう63

 

さて今週のクイズは…田んぼの作業と天候についてです。

 

弊社も春先や秋になると稲作関係のイベントを立ち上げたり、参加したりします。 その際にいつも話題になるのが「雨が降ったらどうするのか」というものです。 結論から申し上げますと「通常は雨が降ったら田植えも稲刈りも中止」となります。 運動会であれば雨天中止…と言うのはわかりますが、農作業であれば多少の荒天でも実施するのでは?と言うのが一般の方の見方のようです。

 

ところが、田植えと稲刈りの場合は、雨が降ったら中止となる場合が多いようです。 その理由について正しく述べたものを次のア~エから選び、記号で答えてください。

 

ア.雨が降ると田植えが中止になるのは、苗の根以外の箇所を水に触れさせたくないから。

イ.雨が降ると田植えが中止になるのは、土が柔らかくなりすぎて苗が地中深く沈んでしまうから。

ウ.雨が降ると稲刈りが中止になるのは、虫や蛙が多く発生しコンバインの中に入り込んでしまうから。

エ.雨が降ると稲刈りが中止になるのは、濡れたお米だと乾燥機での乾燥に手間と時間がかかるから。

 

出題者:小池精米店・三代目、お米マイスター五ツ星の小池理雄

 

 

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.63 解答】

 

正解は…エの「雨が降ると稲刈りが中止になるのは、濡れたお米だと乾燥機での乾燥に手間と時間がかかるから。」でした。

 

お米は収穫した後、乾燥機に入れて乾燥させますが、その中に塗れた稲穂を投入すると機械が正常に作動しません。 ちなみに…田植えの際に雨が降ると中止になるのは、あまりに激しい雨だと苗が田んぼの土に根付く(活着(かっちゃく)といいます)ことが難しくなるからです。 田植えや稲刈りのイベントを立ち上げた場合に、いくら雨とはいえなるべくなら実施したい…というのが企画者側の想いですが、いっぽうで自然が相手の作業であるということと、中止の理由自体が生産者さんの生活に直結するものということを考えると、致し方ない部分の方が大きいと思います。 田植え・稲刈りをイベント化する場合は、その点まで含めて参加者の皆さんに知っていただくことが大事ですね。

 

>おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.62「品種によって異なる栽培地域」について