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おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.85 「お米の通称(ブランド)について」

2016.02.14

お米を知ろう85

さて今回のクイズは…最近よく耳にする「あるお米の名前」についてです。

 

皆さん、最近「雪室米」という名前を聞いたことがありませんか?最初にお断りしておきますが、これは品種の名前ではなく「通称」「ブランド」といった類のものです。例えば「萌え米」というお米があります。これはお米を入れたパッケージに特徴があるもので、必ずしも品種の特徴を指している訳ではありません。またよく聞く名称では「合鴨米」というものがあります。これは合鴨を使って除草する、いわば栽培方法の一つの通称を、お米の名前に使っているのです。

 

さてここで問題です。冒頭にありました「雪室米」とはいったいどのようなお米なのでしょうか?正しいものを次のア~エから選び、記号で答えて下さい。

 

ア.倉庫の中に雪を積み、その冷気と湿度により最適な状態で保管されたお米のこと。

イ.冬の間、田んぼ堀った穴にお米を保管して熟成させ、春先になって販売するお米のこと。

ウ.見た目が雪のように白く、半透明で、また炊飯後の食感が雪のように舌のうえでとろけるお米のこと。

エ.春先に苗を育てる際に、雪解け水をふんだんに使ったお米のこと。

 

 

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.85 解答】

正解はアの「倉庫の中に雪を積み、その冷気と湿度により最適な状態で保管されたお米のこと。」です。

 

最近は東北や北陸地方の生産者やJAが、倉庫や洞窟の中に雪を運び込み、お米にとって最適な温度と湿度を実現した場所でお米を保管しています。こういったお米を「雪室米」と呼ぶことがあります。こうすることにより、春先のお米が通常保管のお米よりも鮮度が保たれているため、美味しく頂けるようです。

ちなみに小池精米店が借りている倉庫では、冬は冷房をかけておらず、春から夏になると温度を下げて低温倉庫とします。いっぽうで雪室の場合は、特に冷房をかけず、天候に左右されないで一定の気温で、さらに低い温度にしてありますので、普通の倉庫よりはお米の劣化が防げます。このようにお米は保管方法一つとっても色々な方法があります。そして生産者さんはそういった違いをもってお米に付加価値をつけているのです。


出題者:
小池精米店・三代目、お米マイスター五ツ星の小池理雄

 

>おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.84 「玄米の変化」