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おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.114 「おいしいお米をつくるための成分」

2016.09.11

お米を知ろう114

今回の問題は、稲を成長させ美味しいお米になるための「成分」についてです。

 

稲に限らず、作物を成長させるために必要な、代表的な要素は3つあります。「窒素」「リン酸」「カリウム」です。それぞれ茎を成長させたり、根を丈夫にしたり、実を充実させたり、様々な役割を果たしています。生産者はこれらの三要素をバランスよく稲に供給させるために、有機肥料や化学肥料を使用しているのです。例えば…田んぼに行くと、生産者は稲の葉っぱを見ます。これは窒素成分がどの程度行き渡っているかを見るのです。あまり濃いと窒素成分が多い証拠です。窒素が多いと稲が倒伏する原因になります。このように稲の様子を見ながら、毎年、何をどのタイミングでどれだけ田んぼに投入するのか、を決めます。生産者はこれらの三要素以外にも意図的に資材を入れる場合があります。これらはそれほど多くの量はいらないことから「微量要素」とも呼ばれますが…。

 

さてここで問題です。その微量要素に含まれるものを次のア~エから選び、記号で答えてください。

 

ア.鉄

イ.金

ウ.砂糖

エ.砂礫(砂や小石)

 

 

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.114 解答】

 

正解はアの「鉄」でした。

 

鉄は光合成に必要な葉緑素の生成に関与します。 生産者は自分の田んぼの土壌がどのようになっているのか、例えば土壌検査をしたり、毎年の稲の出来栄えを見ることにより推し量ります。そのうえで、多様な肥料を投入して、足りない細分を補います。 さらには「もう少しこうしたい」という稲のあるべき姿を描き、その絵柄に少しでも近づけるように、様々な要素を投入しているのです。 稲は自然のものですから、同じことを毎年行っていたのでは、変わりゆく自然環境に適応できません。 生産者は毎年自然と会話しながら、美味しいお米を作るように試行錯誤を繰り返しているのです。

 

出題者:小池精米店・三代目、お米マイスター五ツ星の小池理雄

 

>おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.113「お米の栄養素」