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おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.131 「田んぼの環境」

2017.02.12

さて今回のクイズは「田んぼの環境」についてです。

 

稲作において農薬や化学肥料は、手間をなるべく省いてお米の収量を上げることを目的に使われてきました。しかし、最近では稲作技術の発達により、そういった化学物質を使用せずとも田んぼが持つ自然の力を活用して稲を栽培するケースが増えてきたようです。

 

そういった化学物質の過剰な使用は様々なデメリットがあります。化学肥料は土を硬くし、農薬は田んぼの生態系を破壊し、また働く人の健康を害します。稲は光合成を行うことによりゼロから栄養分を作り出し、私たちに食糧を供給してくれます。その能力を十分に活用せずに、田んぼに過剰なエネルギーを投下することは地球的視野から見た時に効率が悪いとも言えるのですが…。

 

さてここで問題です。農薬を使用せずに稲を栽培する方法として明らかに間違っているものを次のア~エから選び、記号で答えてください。

 

ア.合鴨を田んぼに放つ。

イ.田んぼに米ぬかをまいて水面に膜を張る。

ウ.虫の棲み処である畔の草を刈る。

エ.田んぼに苗を植えるのではなく直接籾を撒く。

 

 

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.131  解答】

 

正解はエの「田んぼに苗を植えるのではなく直接籾を撒く。」でした。

 

ア…合鴨を田んぼに放ち、除草に役立てています。

イ…米ぬかで水面を覆うことにより、で田んぼの土壌表面に日光が入らないようします。また、米ぬかが腐敗して土壌表面が酸欠状態になることにより、雑草の出芽・伸長を抑えます

ウ…稲に被害を与える害虫と言えばカメムシ。カメムシは畔から田んぼの中に入り込みますので、畔の雑草を刈り取るだけでもカメムシの被害は減ります。

農薬は除草と殺虫で主に使用されます。そういった薬を使わずに、雑草や虫を取り除くように各地の生産者さんは様々な技術を駆使しています。

 

出題者:小池精米店・三代目、お米マイスター五ツ星の小池理雄

 

>おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.130「米ぬか」