知る
2017.04.09

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.139 「新品種のネーミング」

先日、今年の秋に富山県からデビューするお米の新品種の名前が発表されました。「富山県」の「富」の字を並べて「富富富(ふふふ)」といいます。ここ数年は、近年稀に見る新品種のデビューラッシュになっており、コシヒカリを超える米として開発された山形県の「つや姫」や北海道の「ゆめぴりか」も、既に新品種とは言えないような状況です。各県とも味もさることながら、一般の人たちに自分たちのお米を手に取ってもらうため様々な工夫を行っています。ネーミングのインパクトの強さもその工夫の一つです。

 

さてここで問題です。品種としてはそれほど新しくはありませんが、今回の「富富富」のように、同じ表音文字を並べた品種名がありますが、その品種に当てはまるものを次のア~エから選び記号で答えてください。

 

ア.はははの晴

イ.ひひひの陽

ウ.ふふふの風

エ.ほほほの穂

 

 

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.139  解答】

 

正解はエの「ほほほの穂」で、産地は石川県です。平成5年にデビューしたお米で、やや硬めでさっぱりしています。

 

お米はあまりに日常品過ぎて、品種の名前を一般の方が広く知っているかというとそうでもありません。イベント等でお米の品種名を尋ねてもたいがいの方は「コシヒカリに、ササニシキに、あきたこまち…」くらいで止まる場合がほとんどです。そう考えるとネーミングが奇抜だからと言って皆さんの印象に残るかというとそうでもありませんが、しかしワインや日本酒のようにお米は品種の違いにより味にものすごく差があるかと言われると難しいため、こういったネーミングでも差別かもお米を選んでもらうための要素としては非常に重要なのです。

 

出題者:小池精米店・三代目、お米マイスター五ツ星の小池理雄

 

>おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.138「精米」

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