知る
2022.05.16

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.386「お米の輸出量」

 

先日、農林水産省より令和3年1月~11月の商業用米の輸出実績が発表されました。累計で大台の2万トンを突破しており、前年同期と比較すると約2,700トン上回っています。

和食が世界中でブームということもあり、世界各地からの日本米の引き合いは年々増えてきております。米の国内消費の減退という局面から見ても、輸出量の増大は産地にとっても大変喜ばしい話なのですが…。

さてここで問題です。この2万トンという数字について正しく述べているものを次のア~エから選び、記号で答えて下さい。

ア.この数字は新潟県の年間生産量よりも多い。

イ.この数字は沖縄県の年間生産量よりも少ない。

ウ.この数字は年間の国内需要量の落ち込み分よりも少ない。

エ.この数字はコシヒカリの年間生産量よりも多い。

 

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.386解答】

正解はウの「この数字は年間の国内需要量の落ち込み分よりも少ない。」でした。国内の需要量は年によっても異なりますが、ここ数年は10万トン以上あります。そのため輸出量が増えたとはいえ、数字的にはまだまだ物足りない水準になります。

ア…新潟県の年間生産量は令和3年産で62万トンです。

イ…沖縄県の年間生産量は令和3年産で0.2万トンです。

エ…国内生産量は776.5万トンで、うちコシヒカリの作付面積が33.7%を占めます。そのためコシヒカリの生産量は約260万トンと類推されます。

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