おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.348「静岡県のお米事情」
今週のクイズ…今回からシリーズ化…「47都道府県のお米事情シリーズ」を始めます。
第1回は「静岡県のお米事情」についてです。
先週は土用の丑の日でしたが、皆さんウナギは食べましたか? 実は静岡県はうなぎ養殖が盛んな地域。浜名湖や三島が有名です。
さて…ウナギと言えばうな丼(うな重でも可)。丼でも重でも、そこで出てくるのが「お米」…ということで強引ですが「静岡県のお米事情」について間違って述べているものを次のア~エから選び、記号で答えて下さい。
ア.静岡県で最も生産量が多い品種はコシヒカリである。
イ.毎年開催される「お米日本一コンテスト」は全国的に見て県庁主催の唯一のお米コンテストである。
ウ.静岡県のお米の生産量はそれほど多くなく、かつ消費県であるため都内ではあまり見かけない。
エ.最近県内で生産量が増えている「にこまる」や「きぬむすめ」はいずれも県独自の品種である。
おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.348解答】
正解はエの「最近県内で生産量が増えている「にこまる」や「きぬむすめ」はいずれも県独自の品種である。」です。いずれも農研機構という独立行政法人で開発された品種で、暑さに強くかつ食味が良いのが特徴です。最近の「食味ランキング」では県内のコシヒカリよりも評価が高くなっています。
ウ…もちろん都内で販売している個所もりますが限られます。それは静岡県のお米の生産量が少なく(73,600トン…新潟県の8分の1)、かつ人口が比較的多いため、県内消費に回ってしまうからです。それでも「にこまる」「きぬむすめ」そして「コシヒカリ」と美味しいお米が沢山あります。イのコンテストでは昨年、並み居る強豪を抑え、静岡県のお米としては初めてとなる特別最高金賞を御殿場のコシヒカリが受賞したことで話題になりました。