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2024.10.21

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.507「JAと生産者」

秋真っ盛りな今日この頃ですが、産地では稲刈りが終盤を迎えています。今年のお米の生産量は現時点での見込みでは豊作で、米不足が一層の解消に向かうことが予想されています。

 

 

生産者は収穫したお米を自分で販売することもありますが、JAや中間業者に販売することもあります。特にJAは生産者にとって販売先としては非常に大きな組織です。ではここで問題です。JAと生産者のお米の取引に関して正しく述べているものを次のア~エから選び、記号で答えて下さい。

ア.生産者は収穫したお米の、少なくとも1割はJAに販売することが法律で決められている。

イ.JAは生産者から買い取ったお米の金額よりは安い金額で外部に販売しなければならない。

ウ.すべての生産者はJAに販売するお米の値段は個々にJAと話し合って決めている。

エ.JAは生産者から買い取ったときに払ったお金に加えて、後日追加でお金を支払う場合がある。

 

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.507解答】

正解はエの「JAは生産者から買い取ったときに払ったお金に加えて、後日追加でお金を支払う場合がある」です。

JAは生産者から買い取ったお米を民間に販売しますが、当初想定していた金額よりも高く売れた場合は後日清算をして追加払いする場合があります。

ア…そのような決まりはなく、生産者はそれまでの付き合いやお米の値段の高低等を勘案して売り先を考えています。

イ…JAは営利団体のため、そういった逆ザヤでの販売は行っていません。

ウ…JAは事前にお米の買取価格である「概算金」(仮渡金)を発表して生産者からお米を集めています。すべての生産者に対して個々に交渉することはありません。

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