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2025.06.16

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.539「宮古島の稲作」

いま沖縄の石垣島では稲刈りが進んでいます。日本一早い新米が皆さんの食卓にのぼるまで、あともう少しですね。

 

 

石垣島は沖縄県で最も多くの米を生産する地域の一つなのですが、石垣島の次に面積が広く、農業も盛んに行われている宮古島では、実は稲作がほとんど行われていません。

その理由について正しく述べたものを次のア〜エから選び、記号で答えてください。

ア.雨がまったく降らないから。

イ.地表の水捌けが良過ぎて水がたまらないから。

ウ.稲の種子の持ち込みが法律で禁止されているから。

エ.山ばかりで平らな土地がほとんどないから。

 

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.539解答】

正解はイの「地表の水捌けが良過ぎて水がたまらないから」です。

宮古島の広い面積は琉球石灰岩という透水性の高い岩盤で地表が覆われているため、雨水が地下にすぐに浸透してしまい、水利条件が厳しい環境にあります。更に大きな山や川がないためやはり水の保持が難しく、雨季や台風の時期に集中する雨だけでは安定した農業を営むには厳しい環境なのです。

それでも今では地下にダムを建造し、畑作用の水は確保出来てますが、稲作は大量に水を使うためやはり宮古島では向いていない農業と言えるでしょう。

 

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