知る
2015.03.30

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.41

お米を知ろう41

さて、今回のクイズは稲作の「すごさ」についてです。

私もお米業界に携わってから、主食という観点から他の穀物とお米の違いというのを意識するようになりましたが、

知れば知るほど、お米、そして稲作は日本に欠かせない食糧であり、農法であることを認識することができます。

そういった視点でお米や稲作を見たときに気づいた「すごさ」…今回はその一つをご紹介申し上げたいと思います。

 

「連作障害」という言葉をご存知でしょうか?

畑作ではよく見られますが、簡単に申し上げますと「同じ土地で同じ作物を栽培し続けると、

収量が上がらなくなる」というものです。

理由は、特定の養分の過不足が発生したり、生育を阻害する物質(化学肥料の残滓など)が溜まってきたり、

生育に有害な微生物が増えてきてしまったり…、などが挙げられます。

対策として、過不足を解消するために施肥を行ったり、土地を休ませたり別の作物を植えたりする必要があります…

 

ところが!!

稲作は一般的に連作障害が起こりにくいと言われています。

その理由に当てはまるものを次のア~エから選び、記号で答えて下さい。

 

ア.種籾のなかにすでに様々な養分が含まれているから。

イ.田んぼには水が張られているから。

ウ.田んぼには畔があり、隣の田んぼとの境界が明確だから。

エ.稲はあまり土の中の養分を吸い上げないから。

 

 

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.41解答】

 

正解は…イの「田んぼには水が張られているから」でした。

田んぼには水が張られているため、過剰な養分や有害な成分を土の中から流しだす効力があります。

また、水を張ることにより酸欠状態になるので、生育に有害な微生物が減少します。

加えて稲の生育に必要な窒素を、水中の空気から取り込む役割もはたしいます。

このように、水田における養分や微生物は比較的バランスが取れているのです。

 

出題者:小池精米店・三代目、お米マイスター五ツ星の小池理雄

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