おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.126 「米一粒でいくつ粒が稔るのか」
あけましておめでとうございます。本年も皆さんにお米の様々な一面をお見せすることが出来るように毎週お米クイズを作成してまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。
新年初めの問題は「米粒一粒でいくつの粒が稔るのか」という内容です。世界中にある穀物、例えばお米以外でしたら小麦やトウモロコシがありますが、それぞれ一粒の種子からたくさんの粒が実ります。その数は時代により、品種により、栽培環境によって異なるのですが…。
さてここで問題です。お米の場合ですが、米粒一つでどれほどの米粒が実るのか、その数に最も近い数字を次のア~エから選び記号で答えてください。
ア.100粒
イ.500粒
ウ.5000粒
エ.10000粒
おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.126 解答】
正解はイの「500粒」でした。
種もみ一粒を蒔いて何粒の収穫が得られるかを表す指標を「収穫倍率」といいます。米は、奈良時代(8~9世紀)で既に10~20倍あったといわれています。いっぽうで麦は中世になっても3~4倍程度だったようです。小麦は米より効率の悪い作物といえます。
ちなみにお米の品種には「多収穫米」というカテゴリーに属するお米もありますが、この場合ですと一粒で1,000粒近くのお米が実ります。世界ではますます人口は増えていく傾向にありますが、お米はこのように非常に効率のいい作物であるため、これからもますます重要な食糧になることは間違いないでしょう。