知る
2021.03.13

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.328 「お米の品種」

昨年デビューした新品種のなかに、京都府が初めて開発したオリジナル品種があります。

一般的に京都に限らず、稲作がそれほど盛んではない府県では、自分達で独自で開発するよりも一般的に普及している品種を栽培する傾向にあります。

京都もコシヒカリやヒノヒカリを中心に栽培してきました。しかし…京都は稲作が盛んではない地域なのか?と言うとそうではありません。ご存知の通り京都府の形は北に長くなっております。そして京都市の北部…丹波地方では稲作が盛んにおこなわれているのです。

さてそのような京都府で開発された品種の名前ですが…いかにも京都らしい名前でしたが…。当てはまるものを次のア~エから選び、記号で答えて下さい。

ア.京式部

イ.都の風

ウ.祇園祭

エ.少納言

 

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.328解答】

正解はアの「京式部」でした。

昨年の秋のデビューです。 最近の品種には必携のスペック「暑さに強い」のは当然のこと、コシヒカリに比べて白くてつやがあり、甘みもある…ということです(筆者はまだ食べていないので何とも言えませんが)。

品種名の傾向は、ひと昔前はカタカタ→ひらがな→漢字とひらがな、という流れしたが、最近はもう様々なパターンがあります。 「富富富」や「星空舞」のような漢字だけのバージョン、カタカナだけれども名詞ではなく動詞になるパターン(サキホコレ)など。「福、笑い」(福島県)にいたっては読点がつき、しかもその読点は品種の表記ルールから外れているため、正式には読点は含まれない…といったややこしいパターンまで出てきました。

ただこうやって見てみると、色々なパターンがあって本当に面白いですね。

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