運動部に所属しているような中学生や高校生は、顧問の先生等から「ごはんを１回の食事につき２合は食べること」を推奨されるケースが散見されます。それは炭水化物を摂取することにより運動で消費するエネルギーを賄うことができるからです。またエネルギーが不足すると体内の脂肪やたんぱく質が減ってしまうため、それを防ぐためでもあります。

さてそんな彼らが毎食食べる「ごはんの量」。仮に冒頭にあるように「１回の食事につき２合」を摂取したとします。その「ごはん２合(つまり炊飯したお米）」とほぼ同じ量として明らかに間違っているのものを次のア～エから選び、記号で答えて下さい。

ア．生米で150g

イ．お寿司で15個分

ウ．おにぎりで3個分

エ．ごはん茶碗で4杯分

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう！Vol.371解答】

正解はエの「ごはん茶碗で4杯分」です。

「ごはん２合」ということは重さにして約330gになります。

いっぽうでごはん茶碗一杯で約110～150gですので、4杯分だと明らかに多くなります。

ア…生米150gを炊飯すると約倍になります。これを「炊き増え」と言います。

イ…お寿司一つで約20gのシャリ、と言われています。

ウ…コンビニのおにぎり一つが約100gです。

若いうちは基礎代謝も盛んですので、気にせずにたくさんごはんを食べて欲しいものですね。