おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.416「1日のカロリーのうちお米が占める割合」
言うまでもなくお米は私たちの命を繋ぐ大切な食糧ですが、日本において供給される熱総量の内訳をみると、更にそのことが実感できます。日本人一人当たり1日の供給カロリーは2.265kcalですが(令和3年度)、その中で最も摂取しているのはやはりお米なのです。
さてここで問題です。日本人一人当たり1日のカロリー供給量のうち、お米が占める割合はどれくらいでしょうか?最も近い数字を次のア~エから選び、記号で答えて下さい。
ア.10%
イ.20%
ウ.40%
エ.60%
おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.416解答】
正解はイの20%でした。そのうちお米の場合はさらに98%が国内産が占めています。お米以外の穀物ですと、例えば小麦が13.2%、大豆が3.2%となっています。しかしそれぞれの自給率は17%と26%となっており、いかにお米が日本人にとってなくてはならない大事な食糧であることが分かります。
なお全体のカロリー供給量でお米の次に多いのが肉類、ついで油脂類です。それぞれ18.1%、15.0%なのですが、昭和40年頃だとお米が45%あったのに対して肉類が6.4%、油脂類が6.4%で、大幅に増えています。なお小麦は11.8%でしたので、実は小麦の割合は微増なのです。
ここからも「食の洋風化」とはパンを食べることではなく「肉と油を取る」ことだということが分かります。