知る
2023.08.27

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.451「スマート農業」

今回は「スマート農業」についての問題です。現在、ドローン等を活用し、上空から撮影した映像を用いて生育診断等の推定技術が開発されています。

 

 

要するに「上空から圃場の様子を撮影し、そこから得られた数値が『正常に生育している稲』と比べてどうか、を比較する」技術なのです。その数値との差異を見ながら生産者はピンポイントで必要な作業を行えるので、省力化、更には品質の良いお米の生産につながるのですが…。さてここで問題です。この上空から撮影している映像から、生産者は何を見て『正常に育成している稲』かどうかを判断するのでしょうか?当てはまるものを次のア~エから選び、記号で答えて下さい。

ア.葉の色

イ.茎の数

ウ.籾の数

エ.畔の色

 

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.451解答】

正解はアの「葉の色」でした。ドローン等で上空から圃場を観察し、葉の色を測定することにより、稲の窒素吸収量がどれくらいか計測することが出来ます。今までは実際に田んぼに入り、葉っぱの色を手作業で確認していたのですが、それに費やす時間を考えるとかなりの省力化につながっています。またそこから茎の数や籾の数などを想定することもできます。なおこの技術を用いることにより圃場内での稲の生育のばらつきも把握することが出来るので、生育が遅れている区画には改めて肥料を撒くなどし、平均して品質の高い米を生産することができるのです。

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