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2024.02.24

【おにぎりサミット】おにぎりと環境を考えるトークセッション開催 パナソニック、東洋アルミ、アラスカシーフード協会がサステナブルな取り組みを発表

2024年2月2日(金)に開催した「おにぎりサミット2024」では、様々な角度からおにぎりを考えるトークセッションが行われました。そのひとつが「グリーンセッション」です。おにぎりに欠かせない農業分野では二酸化炭素に次いで、二番目に地球の気温を引き上げる原因のメタン排出が課題にもなっています。フードロスの問題も含め、私たちに何ができるかを探る「グリーンセッション」。パナソニック株式会社キッチン空間事業部 上級主幹技師の加古さおりさん、東洋アルミエコープロダクツ株式会社コンシューマービジネスユニット マーケティングチーム担当マネージャーの足立隼人さん、アラスカシーフードマーケティング協会 トレード・レプレゼンタティブの家形晶子さんがステージに登場し、「環境とおにぎり」というテーマでトークセッションを行いました。

 

若い世代で意識の高いフードロス削減を実現した「自動軽量IH炊飯器」

 

「パナソニックでの炊飯器事業はおよそ70年。おいしいご飯を追求し、これ以上おいしいご飯は炊けないんじゃないかというくらい極めています」と話す加古さん。その中で環境に負荷をかけないように何が出来るのか模索してきたと言います。

「家電にもサステナビリティという視点は必要になってきました。パナソニックが行っているアンケートでも省エネ性が高い家電や、長寿命、フードロス削減やIoTとの連動が求められていることがわかりました。この傾向は特にZ世代といった若い人に多くみられます。その中で誕生したのが無洗米専用の『自動軽量IH炊飯器』です。2合炊ける炊飯器で、おひつ部分で炊飯しているので、そのままテーブルに出す食べきりサイズ。アプリと連動しているので、外出先から操作をすることも可能で食べたい時に炊き上げるのがこの炊飯器の特徴です。フードロス削減に貢献していて、無洗米使うことで、研ぎ汁も出ません」

新しい提案をしながら環境に優しい炊飯を考えていきたいと加古さんは話しました。

 

「サンホイル」は国内初のグリーンアルミを使ったアルミホイル

 

「サンホイル。おにぎりの良き相棒です」と言うのは足立さん。握ったおにぎりをサンホイルで包んで、お弁当として外に持ち出す経験は多くの人にあるでしょう。そのアルミホイルの原料はもちろんアルミ。足立さんはアルミ製品と環境の関係性を指摘します。「アルミは1円玉、アルミ缶、ロケット、自動車など様々なところに使われています。金属の中で見てもアルミが強いということは元素からも証明されています。そのアルミ製品の製造過程では大量の電気を使います。アルミ自体はリサイクルに優れているけど、アルミホイルのように薄くすると技術面で難しい点もあり、リサイクルは進んでいません。そこで、2023年から取り組んでいるのが『グリーンアルミ』です。グリーンアルミは再生可能エネルギーを仕様し、30%のCO2排出を抑制できるようになっています」

グリーンアルミの使用は国内初だそう。アルミホイルのパイオニアとしてこの分野に力を入れていきたいと話しました。

 

漁業管理や資源の有効利用に配慮しているアラスカシーフード

「サステナブルなおにぎりを考えるとアラスカシーフードはとても相性がいいんです」と話すのは家形さんです。

「アラスカの食材ですが、和食の中に自然と溶け込んでいます。私も大好きな筋子もアラスカ産のものが多く流通しています。何十年も前からアラスカでは天然資源の活用が定められているんです。厳しい漁業管理のみならず、地方の漁業コミュニティの活性化、資源の有効利用、そして時代の要請に応えて持続可能な漁業の認証プログラムを運営するなど、官民挙げての様々な取組により漁業の持続可能性を実現しています」

実際に大手コンビニでもアラスカシーフードを使いサステナブルを謳ったおにぎりを販売したという実績もあります。最後に家形さんは「小さな選択がサステナブルに繋がります。例えばランチひとつとってもそうであるように、サステナブルな食生活を伝えていきたい」とアピールしました。

 

具材の収穫から、炊飯、そして出来上がったおにぎりを包み込むアルミホイル。様々な分野で環境への配慮が行われていることがわかります。おにぎりと私たちの未来にとっても重要なトークセッションとなりました。

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