おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.476「巨大胚芽米」
今回は巨大胚芽米についての問題です。
先週、あるテレビ番組でお米についての特集が組まれていました。いろいろな切り口でお米を取り上げていたのですが、その中で「玄米食用のお米がある」として「巨大胚芽米」が紹介されていました。普通の玄米と異なり胚芽が大きいため、精米によりその箇所を棄損してしまうのはもったいない…ということで玄米食専用として販売しているのですが…。
さてここで問題です。この巨大胚芽米について正しく述べているものを次のア~エから選び、記号で答えて下さい。
ア.胚芽の部分が通常のお米の20倍もある。
イ.品種としては「カミアカリ」「金のいぶき」がある。
ウ.胚芽があまりに大きいため、炊飯すると溶けてしまう。
エ.口に含んだときのもっちり感が普通の玄米よりも非常に強い。
おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.476解答】
正解はイの「品種としては「カミアカリ」「金のいぶき」がある。」でした。「カミアカリ」は静岡県で発見、品種登録されたコシヒカリの突然変異です。「金のいぶき」は宮城県のオリジナル品種です。
ア…通常のお米の3~4倍程度です。
ウ…炊飯後でも胚芽部分は残り、金色に輝いているように見えます。
エ…食感は胚芽部分がサクサク感じるので、普通の玄米より粘りが大きいということではありません。
番組では「カミアカリ」を取り上げており、ハワイでも販売されているのですが、現地の人がカミアカリの食感をナッツのようだという意味で「ナッツィー」と表現していることが紹介されましたね。
「カミアカリ」は弊社でも販売していますが、テレビ番組の影響は大きく、1日で450件も発注がありました。
これを機に巨大胚芽米という新しいジャンルのお米が注目されるといいですね。