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2024.06.10

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.489「土の環境」

沖縄を除いた全国の多くの箇所ではすでに田植えを終え、稲はこれからどんどん大きくなっていきます。当たり前ですが、田んぼには水が張ってありますが、その下は土になっていて、稲はここに根を張って成長します。

 

 

その土の環境は稲の生育に大きな影響を与えるのですが、その環境の一つに土中のpH値というものがあります。この数値が大きければアルカリ性で、小さければ酸性なのですが…。さてここで問題です。実は稲作に向いているpH値というのがあるのですが、それはどれくらいの数字でしょうか?最も近いと思われるものを次のア~エから選び、記号で答えて下さい。

ア.14

イ.7

ウ.5

エ.0

 

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.489解答】

正解はウの「5」でした。だいたい4.5~5.5くらいが稲にとって最適な環境と言われています。その理由はいくつかありますが、例えば栄養素の効率利用があります。酸性の土壌ではリンや鉄、マンガンなどの微量栄養素が溶けやすくなり、植物がそれらを効率よく吸収できる状態になるのです。また病気を防ぐ役割もあります。弱酸性の環境は、多くの病原菌や害虫の繁殖を抑制する効果があります。例えばいもち病(稲熱病)は中性からアルカリ性の環境で発生しやすいとされています。さらに微生物の活動です。土壌中の有益な微生物は弱酸性の環境で活性化するものが多く、これにより土壌中の有機物の分解が促進され、栄養素の供給が改善されるのです。

アは強アルカリ性、イは中性、ウは強酸性になります。

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