
ピクニック日和、でもちょっと待って! おにぎり持参の前に知っておきたい食中毒対策
春から初夏へ、気持ちのいい季節になりました。行楽やピクニックでお弁当を持って出かける人も増えているのではないでしょうか。実際、4月は「お弁当」の検索数がぐんと伸びたという調査結果もあるほど。そんな中、忘れてはいけないのが、暖かくなる季節特有のリスク——食中毒です。特におにぎりは、手軽さゆえに注意すべきポイントも。今回は、おにぎりを安全に持ち歩くためのコツをご紹介します。
ご飯はしっかり冷ます
おにぎりをお弁当箱に詰めるなら、しっかり冷ますようにしましょう。温かいまま詰めるとお弁当箱に蒸気がこもり、傷む原因になってしまいます。
素手ではなく、ラップなどを使って握る
手に付いた目に見えない菌を防ぐのも大切。しっかりと手を洗うのは当然ですが、より気をつけるためにも、ラップ越しや使い捨て手袋を使って握ると安心です。
具材にも注意
生魚やマヨネーズなどは避け、塩分が多めの食材を選ぶのがいいでしょう。例えば、梅干しやおかか、昆布ですね。中でも梅干しは殺菌作用があるのでおすすめです。
保存方法を工夫し、早めに食べる
ラップで包み、暑い日は保冷剤と一緒に保冷バッグに入れると安心して持ち歩けます。また、できれば作ってから2〜3時間以内に食べるのがベストです。特に直射日光が当たる場所に置きっぱなしにしないよう注意しましょう。
ちょっとした気配りで、おにぎりをもっと安心して持ち歩けます。家族や友人とおいしい時間を過ごすためにも、安全対策を考えてお出かけを楽しみましょう!