おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.577「ブレークダウン」
今回の問題は、お米の食味を考える上で大事な「ブレークダウン」についての問題です。

炊飯過程において、でんぷんが最も膨らんで粘りが最大になった状態(最高粘度)から、さらに加熱と撹拌を続けることで一時的に粘度が下がります。この最高粘度から最低粘度までの「粘度の下がり幅」を「ブレークダウン」と呼ぶのですが…。
ではここで問題です。
この値(下がり幅)が大きいお米の炊き上がりには、どのような特徴があるでしょうか? 正しく説明している文章を次のア〜エから選び、記号で答えてください。
ア.でんぷんが十分に膨らみきらず、炊き上がりが非常に硬くてパラパラした食感になる。
イ.でんぷんがスムーズに崩れて柔らかくて粘りのある美味しいごはんになる。
ウ.お米の表面が硬くコーティングされ、お米の芯まで水が全く浸透していない状態になる。
エ.お米に含まれるタンパク質がすべて壊れてしまい、ドロドロの粥状になる。
おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.577解答】
正解はイの「でんぷんがスムーズに崩れて柔らかくて粘りのある美味しいごはんになる」でした。
「ブレークダウン」は、いわば「でんぷんの崩れやすさ(糊化のしやすさ)」の指標です。
値が大きい場合(下がり幅が大きい)は、でんぷんがしっかり膨らんだ後にスムーズに崩れて、中から粘りの元となる成分(アミロペクチンなど)が外に溶け出していることを示します。
これが日本人が好む「もっちり・柔らかい・美味しい」食感に繋がるのです。逆に値が小さい場合(下がり幅が小さい)は、でんぷんが硬くてなかなか崩れないことを示し、パサついたり硬かったりする食感に繋がります。






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