おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.581「直播(ちょくは)」
最近、効率面から苗を育ててから田んぼに移植する「田植え」ではなく、種籾を直接田んぼに播く「直播(ちょくは)」という農法が広まってきています。その「直播」には「乾田直播」と「湛水直播」の二種類があるのですが、それぞれのメリット・デメリットを説明した文章として最も適切なものはどれでしょうか?

次のア~エから選び、記号で答えて下さい。
ア.乾田直播は代かきが不要なため、畑作用の大型機械でスピーディに種まきができるが、水を張らないため雑草の成長を抑えにくく、除草の手間がかかる。
イ.湛水直播は常に水を張るため水にかかわる費用が高くなるが、収穫したお米の粒が通常の2倍の大きさになるというメリットがある。
ウ.乾田直播は土の水気が多く粘り気がある田んぼほど作業がはかどるメリットがあるが、収穫時期が大幅に遅れるデメリットがある。
エ.湛水直播は広大な平野でドローンを使う等の効率化が図れる農法だが、使用する種籾は水中に沈むように金でコーティングしており、非常に高価である。
おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.581解答】
正解はアの「乾田直播は代かきが不要なため、畑作用の大型機械でスピーディに種まきができるが、水を張らないため雑草の成長を抑えにくく、除草の手間がかかる。」でした。乾田直播は初期の雑草管理が移植栽培より格段に難しく、除草剤に頼る場面が多くあります。
乾田直播メリットとしては、田んぼを水浸しにする代かきをせず、乾いた土に種をまくため、トラクターのスピードも速く、大規模面積を短時間でこなすことができます。
湛水直播のメリットとしては、水を張った状態で代かきをしてから種をまくため、従来の田植えと同じ設備や水管理の知識を活かしやすいことがあります。デメリットとしては苗を深く植える移植栽培と違い、種を土の表面に置くような形になりやすいため、稲が成長して重くなった時に倒伏してしまうリスクが相対的に高くなります。






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