おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.64 「コンバイン」について
さて今週のクイズは…稲刈りで使用する「コンバイン」という機械についてです。
ご存知の通り、稲作は非常に機械化が進んでいる農作業です。田植えにしろ稲刈りにしろ乾燥にしろ、一昔前までは家族総出で膨大な作業をこなしていましたが、いまでは農機具のお陰で少人数でも作業を行うことが出来るようになりました。その中でも非常に大きな役割を果たしているのが「コンバイン」という機械です。
小学生の教科書にも出てくるこの機械、いったいどのような機械でしょうか? 正しく述べている文章を、次のア~エから選び記号で答えて下さい。
ア.これ一台で田植えも稲刈りも代かきも、すべてこなせるスーパーマシンである。
イ.最近は多数の農家生産者が使用しているため価格もグッと下がり、今では1台2万円くらいである。
ウ.稲刈りと同時に脱穀まで行う事ができ、さらにはお米の味まで計測することが出来る。
エ.この機械を使うと、田んぼにある異物、石や稲以外の草の実などはすべてきれいさっぱりに取り除いてくれる。
おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.64 解答】
正解は…ウの「稲刈りと同時に脱穀まで行う事ができ、さらにはお米の味まで計測することが出来る。」でした。
コンバインは、稲刈りと脱穀を同時に行う農機具です。最近は収穫すると同時にお米の食味(たんぱくと水分の値)を測ることが出来る機能も備えています。なおイの価格ですが、当然機械の大きさにもよりますが、あるメーカーのHPで見ると、6条刈りのコンバインで1300万円を超えています。エの異物ですが例えば米粒よりも小さい異物であればある程度除去されますが、そうでない大きさのものはどうしても籾と一緒に収納されてしまいます。その後の工程で取り除くのが一般的です。