おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.72 「稲刈り後の作業」について
新米の季節そろそろ落ち着いてまいりました。弊社への新米入荷のピークも過ぎ、ようやく一息つけるところです。引き続き、平成27年産の弊社アイテムのラインナップリスト(価格表)の作成に着手しようと思いますが、レギュラー陣(選抜メンバー?)は現行の36名(米?)から、更に増える予定です。
さて、この時期は生産者さん達もほっと一息ついているところですが…。それでもこの時期ならではの作業や仕事があります。生産者が行う、稲刈りが終わったあとの作業や仕事にもっとも当てはまらないものを次のア~エから選び、記号で答えて下さい。
ア.稲刈りが終わった田んぼに残っている稲わらを、トラクター等で田んぼにすき込んでいる。
イ.稲刈りが終わった後に麦を栽培する、二毛作(裏作)の準備をしている。
ウ.お米を消費者に販売するために精米作業、発送作業を行っている。
エ.来年の田植えの準備のため、年内のうちから種籾を発芽させている。
おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.72 解答】
正解は…エの「来年の田植えの準備のため、年内のうちから種籾を発芽させている。」です。
種籾の発芽は田植えの前に行う作業です。一般的には春先に行いますので年内ではありません。なお、ア、イ、ウはもちろんすべての生産者が行っている作業ではありません。生産者さんの稲作に対するポリシーや経営体制により、さまざな作業を行ったり行わなかったりします。アは稲わらを微生物に分解してもらい、翌年の土づくりの準備をします。最近はウのように、お米を作るだけではなく自ら都内等に足を運んでお米の販売をしている人もいらっしゃいます。