「田んぼアート」も今が真っ盛りです。もちろんずっとそのままではなく、最終的には刈り取りが入りますので、もし近くに「田んぼアート」がある方はお見逃しなく…。
さてこの「田んぼアート」。あまりご存知ない方は「田んぼにペンキか何かで絵を描いているんでしょ？」となりますが、実際は違います。実際には色のついた稲（観賞用の稲）を、その色の違いに応じて、事前に設定した絵柄に沿って植えているのです。
ではこの稲ですが…具体的には稲のどの部分に色がついているのでしょうか？当てはまらないものを次のア～エから選び記号で答えて下さい。

ア．籾
イ．玄米
ウ．葉
エ．野毛

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう！Vol.259 解答】

正解はイの「玄米」です。
観賞用の稲といってもどこにどのような色がつくかは種類によって異なります。その色のつき方や色の濃淡まで計算したうえで「田んぼアート」は描かれています。「田んぼアート」を最初に考えた方もすごいですが、その通りに実際に絵柄を浮かび上がらせるようにする技術も素晴らしいと思います。
この「田んぼアート」はお米を楽しむ手法のうち、食べる以外の方法としては非常に秀逸な部類に入ります。

出題者：小池精米店・三代目、お米マイスター五ツ星の小池理雄

＞おにぎり協会クイズ【お米を知ろう！】Vol.258「お米が食卓に届くまで」