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2021.04.20

おにぎりの老舗2名店でアラスカ産の筋子・明太子を味わう!

 

4月26日(月)から5月10日(月)までの2週間、東京のおにぎり屋さんの名店「ぼんご」と「宿六」でアラスカ産の筋子・明太子フェアが実施されます。この期間限定でアラスカ産の筋子と明太子の絶品おにぎりが、ぼんごと宿六の2店舗に加わり、その美味しさを味わえます。おにぎり協会はこのフェアに協力しており、ここでは先んじておにぎりの具材として愛され続けている筋子やいくら、明太子について、そして日本とアラスカのおにぎり関係についてレポートします。

 

おにぎりの人気具材「いくら」はロシア語、「明太子」は朝鮮語が語源

おにぎりの具材として人気のジャンルに筋子やいくら(筋子をほぐしたもの)、明太子などの魚卵。できたてのおにぎりを頬張って、甘みのある白飯と魚卵のぷちぷち感が口中に広がるのはたまりませんよね。

筋子の歴史は古く、平安時代の延喜式(えんぎしき)にサケとその加工品として「内子鮭」(こごもりのさけ)の名が記載されています。子籠りの鮭——筋子をもった鮭を表しています。

いくらは江戸時代に入り、「本朝食鑑」に「はららご」として記載されています。そこには塩漬けにした筋子をほぐしてばらばらの粒にしたものだと書かれています。ただ、これは乾燥させた保存食で、現代のような生のいくらではなかったようです。

一方、すけとうだらの卵を加工して食べる「明太子」は17世紀頃に朝鮮半島で広まっていたようです。昭和の初期には、日本へ輸入されるようになり、福岡や北九州など朝鮮半島と交流が盛んなところでお惣菜として利用されてきました。今のように全国的に普及したのは、1975年に山陽新幹線の博多乗り入れを契機に「博多名物辛子めんたいこ」として知られるようになってからです。

ちなみに、いくらはロシア語で「魚卵」、明太子はすけとうだらを朝鮮語で「ミョンテ」と言い「明太」と書くことから、すけとうだらの子(卵)を「めんたいこ(明太子)」と呼ぶようになりました。

 

 

日本とアラスカ、和食で通じ合う関係とは?

アメリカ最北端にあるアラスカ州は、魚の養殖業の禁止など海洋全体の保全や、サステイナブルな漁業管理により豊かな海が守られています。そんな海で獲れているのが、我らが愛する天然の鮭やスケトウダラと、そうした魚の卵からつくられるいくらや筋子、そしてたらこや明太子。さらにホッケやニシン、数の子、真だら、銀だら、タラバ蟹、ズワイ蟹、エビなども獲れています。

アラスカ産の筋子や明太子は、国産よりも粒が大きく、しっかりしているので口に入れたときのぷちぷち感がたまりません。できたておにぎりの熱々白飯との相性も抜群。

 

期間限定! アラスカ産の筋子・明太子おにぎりを2つの名店で食べられる!

そんなアラスカ産の筋子と明太子が食べられるのが、おにぎり屋の名店である大塚の「ぼんご」、浅草の「おにぎり浅草宿六」です。期間は4月26日から5月10日までの2週間(宿六は昼の営業時間帯のみ対応)。

ぼんごでは通常の筋子や明太子メニューに加えて、アラスカ産の筋子と明太子のメニューが期間限定で登場! 「アラスカ産のが食べたい!」というと特別に握ってもらえます。また、宿六ではこれまでメニューになかった明太子が今回登場! 筋子と共に楽しめます。できたてのテイクアウトができ、自宅でもその美味しさを味わえるのはおにぎりならでは。おにぎりと魚卵のマリアージュをご賞味あれ。

 

【期間】
2021年4月26日(月)〜2021年5月10日(月)

【開催場所】
大塚「ぼんご」
〒170-0004 東京都豊島区北大塚2丁目26−3 金田ビル1F

浅草「おにぎり浅草宿六」
〒111-0032 東京都台東区浅草3丁目9−10

 

【概要】
期間中はメニューにアラスカ産の筋子と明太子メニューが追加されています。アラスカ産の筋子/明太子が食べたい! と言えば特別に握ってもらえます。

 

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