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2021.05.03

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.335「稲作と地産地消」

さて今週のクイズは「稲作と地産地消」についてです。

稲作の技法自体は日本全国それほど大きな差はありませんが、使用する肥料を見るとその土地で手に入る独特なものを活用する事例がいくつか見られます。

生産者はそういった肥料を使うことにより、自分達が栽培しているお米の特徴の一つとして打ち出しているのですが…。

さてここで問題です。 そういった独特な肥料を活用している産地とその原材料の組み合わせで間違っているものを次のア~エから選び、記号で答えて下さい。

ア.福島県会津若松市-酒粕

イ.愛媛県西予市-雪塩

ウ.京都府宮津市-蟹殻

エ.島根県隠岐-藻塩

 

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.335解答】

正解はイの「愛媛県西予市-雪塩」でした。正しくは「みかん」です。西予市ではみかんの皮で製造した有機肥料を、稲作で使用している生産者がいます。なお、雪塩は宮古島のものです。雪塩を肥料で使用する生産者もいますが、その方は茨城県の生産者です。

ア…会津若松市は日本酒の製造が盛んな地域で、酒粕も多くとれます。その酒粕を田んぼにまいて有機肥料として栽培しているお米があります。

ウ…蟹殻はキチン質が豊富で、病害を軽減する菌を多く発生させる作用があります。

エ…ウもそうですが、田んぼに塩をまく生産者は各地にいます。塩のミネラル分がお米の食味を増すと言われています。

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