おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.338「食べ方の歴史」
今週のクイズは、お米の食べ方の歴史です。
お米の食べ方には、白米をそのままお茶碗によそって食べる方法のほか、おにぎりや寿司、どんぶりものなど、様々な形式が見られます。その種類の多さこそが日本人とお米の付き合いの長さを物語っています。
さてここで問題です。現在でも見られる次のア~エのお米の食べ方のうち、もともとは「困った」を解決するために生まれたものがあります。その食べ方に当てはまるものを選び、記号で答えて下さい。
ア.寿司
イ.どんぶり
ウ.おにぎり
エ.まぜごはん
おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.338解答】
正解はエの「まぜごはん」でした。
「まぜごはん」はもともとは「かて飯」と言いました。「かて」とはコメの節約のため米と混ぜて炊く具材のことを指します。昔は白米をおなかいっぱいに食べられるほどの量はなかったため、このようなアイディアが生まれたのですね。
アはもともとは魚の保存を目的としていました。
イはもともと「芳飯(ほうはん)」と呼ばれており、ごはんをより美味しく食べるために生まれた「かざりごはん」です。
ウは携行食として生まれたのが始まりです。