食べる
2023.04.24

進化した美味しさ!ローソンの「金しゃりおにぎり」シリーズがリニューアル!


今週末からゴールデンウィークということで、旅行や遊びのプランを考えている人も多いのではないでしょうか。おでかけのお供といえば、やっぱりおにぎり。そんな中、ローソンは、4月18日に「金しゃりおにぎり」シリーズをリニューアルし、さらに美味しくさせました。皆さんはもう食べましたか?

新たなおにぎり製造技術:4方向からの圧力

ローソンがリニューアルした「金しゃりおにぎり」シリーズ最大の特徴は、コンビニ業界初の「立体成形機」を導入したことです。今までのおにぎりの成形機では、三角形の中で上下からプレスする方式のため、プレス圧が片寄った成形になります。新しい立体成形機では、上下だけでなく左右からも均等に力を加えることができ、手作りに近いふっくらしたおにぎりになるといいます。

 

右が新しくなった「金しゃりおにぎり」

実際に写真を見てもらうと、おにぎりの下の部分がこれまでの「金しゃりおにぎり」よりも分厚いことがわかります。これは、お米とお米を潰し合わず、これまで以上にふっくらしているから。量が変わっているからではありません。

新旧商品の食べ比べ実食調査をしたところ、約97%の人が美味しくなったと回答したといいます。

販売前に実食テストをした結果

具材の味付けの見直し:うま味をより引き立たせる

リニューアルにあたって、ローソンは具材の味付けも見直しました。具体的な味付けの変更に対し、ローソン商品本部デイリー・厨房部のシニアマーチャンダイザーの内田恵美氏は「最近は、1つの味が強く際立つ商品よりも全体の調和がとれている味わいが受け入れられやすい。その意味で塩味を強くするというよりは、うま味を引き立たせる方向でまとめた」と話します。

リニューアル対象の「金しゃりおにぎり 焼さけハラミ」と「金しゃりおにぎり いくら醤油漬け」「金しゃりおにぎり 熟成生たらこ」「金しゃりおにぎり 塩にぎり」。

「金しゃりおにぎり 焼さけハラミ」

「金しゃりおにぎり いくら醤油漬け」

「金しゃりおにぎり 熟成生たらこ」

「金しゃりおにぎり 塩にぎり」

新商品も登場:南高梅と筋子やいくらも

今回のリニューアルにあたって「金しゃりおにぎり」に新商品も登場。それが「金しゃりおにぎり 熟成紀州南高梅 種抜きまるごと一粒梅」。そして東日本限定で「金しゃりおにぎり 焼鮭ほぐしと塩すじこ」、西日本限定で「金しゃりおにぎり 焼鮭ほぐしといくら醤油漬」です。

「金しゃりおにぎり 熟成紀州南高梅 種抜きまるごと一粒梅」

「金しゃりおにぎり 焼鮭ほぐしと塩すじこ」

「金しゃりおにぎり 焼鮭ほぐしといくら醤油漬」

「金しゃりおにぎり 熟成紀州南高梅 種抜きまるごと一粒梅」はその名の通り、肉厚で柔らかな果肉たっぷりの2Lサイズの大粒梅を具材としています。前出の内田氏は「金しゃりおにぎりシリーズも含めこの価格帯で梅を扱ってこなかった。今回おにぎりの製法をリニューアルしたことで、より手作りのおにぎりに近いものを感じていただく上でおにぎりの定番である梅を選んだ」と話します。また東日本と西日本、それぞれ限定したエリアでの販売については食文化にあわせてと話しました。確かに筋子を食べるのは東日本が多いですね。

ローソン 商品本部デイリー・厨房部の水島史喜部長は「主力商品のおにぎりが人流の回復で販売高前年比は徐々に回復しており。23年3月、おにぎり全体の平均販売高は前年対比で約2割増」と話します。その中でも、「金しゃりおにぎり」を代表とする高付加価値商品が好調だといいます。

金しゃりおにぎりシリーズは、厳選した国産銘柄米を配合したおにぎり専用のブレンド米、瀬戸内産の海苔、そして瀬戸内備前にがり塩を用い、具材についてもこだわっている点が特徴ですが、実際に食べ比べてみると、その違いは歴然。ふっくら感がとにかくすごい。今回の製法により大きくアップデートされた「金しゃりおにぎり」、ぜひお近くのローソンで味わってみてください。

取材・文/中村祐介(一般社団法人おにぎり協会)

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