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2024.05.30

冷凍時の細胞の破壊を極少化! 富山県が「SusHi Tech Tokyo2024」で提供した旬が冬の「ブリ」

5月15日、16日に東京ビッグサイトで開催されたグローバルイノベーションカンファレンス「SusHi Tech Tokyo2024」。SusHi Tech は「Sustainable High City Tech」の略で社会を変えるためのアイディアを持つ多くの企業や自治体が出展したほか、ピッチコンテストなども紹介されました。

 

そんな「SusHi Tech Tokyo2024」のエントランス入ってすぐの場所で注目を集めていたのが富山県が出展していたカフェエリアです。

 

「寿司といえば、富山」とブースを展開していた富山県。富山県氷見市で100余年の歴史を持つ老舗魚問屋で松本魚問屋と特殊冷凍技術を有するデイブレイク株式会社がタッグを組んで、富山県の「氷見の寒ブリ」の冷凍寿司が提供されていました。

 

 

株式会社デイブレイクが持つ特殊冷凍技術によって冷凍された寒ブリは一番おいしい瞬間に冷凍。この際に正しい冷凍方法をAIが判断するという業界初の技術も用いられているそう。

 

こちらが特殊冷凍技術によって冷凍されていた寒ブリ。「富山県のさかな」にも選定されている富山湾の王者です。品質低下を抑えたこの冷凍技術で、フレッシュな寒ブリの食感や味わいを楽しむことができました。お寿司ごと冷凍されるということで、少しシャリを含めて冷たさも感じましたが、言われないと冷凍だったとは感じません。

 

旬のものを無駄にすることなく冷凍保存できるこの技術。実際におにぎりにも活用されているということで、地域の具材をより新鮮な状態で各地で楽しめる未来もやってきそうです。

 

 

 

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