おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.503「アルファ米」
お米は昔から日本人にとって大切な食糧でした。戦国時代のような戦いに明け暮れたときでは特にお米は兵糧として重要な役割を果たしていました。兵糧には城中に備えておくものと、戦時中に兵隊が携行する「腰兵糧」というものがありましたが…。
さてここで問題です。「腰兵糧」のうち、現在の「アルファ米」に当てはまるものを次のア〜エから選び、記号で答えてください。
ア.兵糧丸
イ.干し飯
ウ.炒り飯
エ.握り飯
おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.503解答】
正解はイの「干し飯」でした。アルファ米とは炊飯してでんぷんを柔らかく(アルファ化)したのちに水分を飛ばしたもので、食べる際には水やお湯ですぐに戻すことができるものです。現代でも非常食としてのニーズがあります。昔の干し飯も同じような製法でつくられており、手軽に食べることが出来たため戦場において活用されたのです。
アは薬用人参、そば粉、小麦粉、山芋、甘草、ハト麦、もち米、酒などを材料に作られた丸い携行食です。
ウは生米を炒ったもので、やはり非常食として活用されていました。