食べる
2025.02.13

【おにぎりサミット】大阪・関西万博「おにぎり」で世界へ魅力を伝える

2025年2月7日(金)に開催した「おにぎりサミット2025」ではいよいよ今年の4月から大阪で開催される大阪・関西万博に焦点を当てたトークセッションが行われました。日本だけではなく海外からも多くの人が訪れると予想されている万博で、「万博おにぎり」が販売されます。おにぎりを通して日本の魅力、日本の食文化の魅力を伝えていく企画に、開催前から期待が高まっています。

 

 

出演者は象印マホービン株式会社 新事業開発室長岩本 雄平さん、ニコニコのり株式会社 商品開発部次長 桶作 雅彦さん、そして「旅するおむすび屋さん」として日本全国を旅している菅本 香菜さんです。

 

ORA外食パビリオン〜UTAGE〜にておにぎり専門店を常設出店

象印マホービン株式会社が出店するのは一般社団法人 大阪外食産業協会のパビリオン(通称ORA外食パビリオン)の一階です。象印マホービンの最上位モデルの炊飯ジャー「炎舞炊き」で炊き上げたごはんで作るおにぎりで、炊飯ジャーメーカーとして、世界中にごはん好きを増やすことを目標とし「ごはんのおいしさを国内外に発信していきたい」と岩本さん。

 

販売するおにぎりはどなたでも楽しみやすい「定番のおにぎり」(ラインナップは「塩引鮭」、「南高梅」、「ツナマヨ」、「塩」)と自治体や食材生産者など全国各地の地元の方々とも議論を重ね生まれたという「日本のおにぎり」、さらに学校法人塚本学院 大阪芸術大学とニコニコのり株式会社と協力することで誕生した「世界のおにぎり」です。「日本のおにぎり」と「世界のおにぎり」は会期中に期間を区切って様々なメニューが登場するそう。

 

 

その中でこの日は「北海道 ごま紫蘇ほっけおにぎり」、「山形 米沢牛芋煮おにぎり」、「オーストリア ターフェルシュピッツ」、「オランダ ビターバレン」が実際に一足早く販売されました。

 

バラエティ豊かなラインナップに各地を旅している菅本さんも「味が想像つかないものも多い。早く食べてみたいです!」と話しました。

 

実際におにぎりを開発するにあたって、各地を回ったそう。各地の具材をおにぎりにする際に「そのまま食べるのと、おにぎりにして食べるのでは印象が違った」という声もありました。

 

また、おにぎりサミットに参加している自治体とも話をしながらおにぎりを作成。サミットが目標としている地域や企業との連携が実現しました。

 

大阪芸術大学とのコラボが決まった際に「食ではなく、芸術大学と一緒にということでどんなおにぎりができるんだろうと思った」と言うのは桶作さんです。「でも実際に進行していくと、使ったことがないような食材や形など本当に斬新なアイディアが出てきました」。

 

さらに領事館や大使館の関係者と試食を行い完成させたと言うことで「たとえばイギリスのフィッシュアンドチップスは『このビネガーじゃないとダメだよ』と自国の自信からのリクエストがあり、材料の入手からの苦労もありました」と桶作さん。

 

斬新なおにぎりに会場の参加者も興味津々。万博おにぎりがより楽しみになるトークセッションとなりました。

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