
【おにぎりサミット】食べ物からどんな栄養をとっているか意識する ビジネスパーソンが知っておくべき食事の選び方と摂り方とは
2025年2月7日(金)に開催した「おにぎりサミット2025」。様々な角度からおにぎりを考えるトークセッションが行われました。この日最後のトークセッションとなったのは「ビジネスパーソンのパフォーマンスを上げる食とトレーニングについて」です。忙しいビジネスパーソンにとって「おにぎり」は短時間で手軽に栄養補給ができる必須アイテムです。ビジネスパーソンに向けて、仕事のパフォーマンスを上げる食とトレーニング、「おにぎり」の選び方・摂り方について、バズーカ岡田こと日本体育大学 体育学部 岡田隆教授に話を聞きました。
ステージには岡田教授に質問があるというビジネスパーソン2名のほか、トライアスリートとしても活躍している道端カレンさんも登場しました。
身体に必要な栄養について知ることが大切
「おにぎりは日本が誇る世界最強のファストフード。海外から帰ってくると特に、白米のおいしさに食べるのが止まらなくなる」と話す岡田教授。一方で、食事の際にはどんな栄養がとれているのかを気にしているそうです。
「日本の食物繊維摂取量の推移をみると、食物繊維がまったく足りてない。日本人成人男性の摂取基準量は21g、女性は18gですが、どちらも圧倒的に満たないのが現実です」。そこで白米を炊くときに一緒に使用しているのが帝人株式会社の人気商品『スーパー大麦 バーリーマックス®』だそう。スーパー大麦は良質な食物繊維がバランスよく豊富に含まれていて、腸内環境を安定させてくれると注目を集めている食材。大手コンビニエンスストア『ファミリーマート』でもスーパー大麦シリーズのおむすびが販売中で、美味しいのにちゃんと腸活できると人気です。
道端さんも「私は毎日4回食事を取っていて、それぞれ130gのご飯を塩おにぎりにして食べています。出張や外出の時も自分で作った食事を持って行くので準備は大変ですが、食べたもので自分の身体の中が変わっていくのが楽しいんです」と栄養を考えながら食事をすることの大切さに共感していました。
日常の生活に与える食べ物の影響を考える
「私やカレンさんみたいに筋トレやボディメイクに向き合う人は少ないと思いますが、食べたものがどんな影響を与えるか考えるのは大切です」と岡田教授。「例えば、炭水化物を取ると脳のエネルギー源になります。頭を使う会議の前におにぎりを食べるのもいいでしょう。いつ何を食べるのか考えてほしいですね」。
食事は日常生活の中にあるもの。それを意識すると、食事への向き合い方が変わるということです。また、これは運動にも言えるそう。「毎日筋トレしましょうって言ってもみなさんやらないでしょう。その代わり、日常の中で筋肉を使うように意識してください。まずはエレベーターではなく、階段を使うこと。階段を上り下りするのはブルガリアスクワットと同じだと思えばいいんです」。
「健康に長生きするためにも何を食べるかが大事」というカレンさんの言葉の通り、おいしいから食べるのではなく、どんな食事をおいしく食べるのかを考えていきたいと感じさせるトークセッションでした。