おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.564「二期作」
米騒動を期ににわかに注目を集めたのが「米の二期作」です。「二期作」とは1シーズンに同じ田んぼで2回、お米を収穫することです。関東や九州、四国などの早場米地域で行われることがあります。なかでも二期作が盛んなのは沖縄県です。その証に農水省が公表している統計にも、一期作における平均収穫量と二期作における平均収穫量が示されています。これは他の地域では見ることが無いのですが…。

ではここで問題です。
10a(1反)あたりの平均収穫量ですが、沖縄県では一期作が約350kgになりますが、二期作になるとどれくらいの量になるでしょうか?もっとも近い数字を次のア〜エから選び、記号で答えて下さい。
ア.3kg
イ.30kg
ウ.200kg
エ.2,000kg
おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.564解答】
正解はウの「200kg」でした。正しくは195kg(令和7年産予想)になります。
二期作となるとどうしても田んぼの養分が減っているということもあり、また生産者さんもそこまでたくさん収穫するつもりも無いということもあり、ここまでの数字になっています。
二期作には2つの種類があります。1つは普通の二期作で、一期作と同じく田植えからスタートします。2つ目は「再生二期作」です。これは一期作の稲刈りの後で自然と出てくる二番穂に、施肥や水管理をして栽培する方法です。普通の二期作と比べて手間がかからないため、省力化という意味で最近注目されています。






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