2014年7月18日（金）早朝。

東京・日本橋で開催された第29回「アサゲ・ニホンバシ」。

この日この場所で、おにぎり協会は一大社会実験を行った。

「おにぎり海苔はパリパリか、しっとりか」

この日本人ならば誰しもが一言居士になろうこのテーマに対し、

いま考えうる最高の海苔を用意して臨んだ。

 

 

会場前、和気あいあいと塩にぎりを用意するスタッフ。

この時点ではあんな無情とも思える結論が出るとは、微塵も思ってはいなかった・・・

 

 

 

そして始まったイベント。

事前アンケートではパリパリ73票、しっとり51票と、パリパリ派が大幅にリード。

 

 

ここで、イベントに合わせ「おにぎり専用海苔」を開発した山本海苔店さんよりプレゼン。

「良い海苔はパリパリ、しっとり、どちらでも旨い！」

当たり前と言えばそれまでかもしれない。

だが、海苔を知り尽くした老舗だからこそ含蓄がある見解。

おにぎりの旨さは海苔の良し悪しでも左右されるのだ。

 

そして、、、

当日出た結果は、パリパリ59票に対し、しっとり47票！

「しっとりでもコシがある海苔を」と開発した老舗の執念が、差を縮める原動力となった。

 

 

後日、イベントで使用した海苔を「しっとり」で食べてみた。

そして、確実に言えることがある。

旨い海苔は、パリパリ、しっとり、どちらも旨い！！