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2020.08.16

鰹節との違いはなに? ふりかけとしても使えるおにぎりの定番具材の「おかか」とは

おにぎりといえば、シンプルで美味しい塩むすびから、具沢山なおにぎりなど、バリエーション豊富で、美味しい日本のソウルフードです。そんな、変幻自在なおにぎりの定番具材として、梅干しや鮭などがありますが、“おかか”も長年日本人に愛されている具材の一つですよね。しかし、おかかと呼ばれるようになった由来や、鰹節との違いについてご存知の方は少ないのではないでしょうか? 今回は、そんなおかかについて見てみましょう。

実は、おかかと鰹節には違いがなく、呼び方については厳密に決まっていません。しかし、現在の日常会話において“鰹節”は削る前のもの、“削り節”は鰹節を削ったもの、そして“おかか”は削り節をさらに細かくし、醤油などの調味料で味付けされたもの。このように区別されることが多いです。

では、なぜ“おかか”という言葉が生まれたのでしょうか。一説によると、初めて鰹節が製造された室町時代で、鰹節のことを“かか”と呼んでいたそうです。その“かか”を宮中に仕える女官たちが丁寧に“お”を頭につけて“おかか”と呼ぶようになったことがきっかけではないかとされています。また、このことから、おかかと鰹節が同じものをさしていることもわかります。

呼び名は違えど、おかかと鰹節は同じ食べ物であることがわかりましたね。おかかは、水分が少なく冷凍に適している食材なので、余ったご飯で“おかかおにぎり”を作り、冷凍しておけば、時間のない朝にさっと食べる朝食として良いのではないでしょうか。

その他にも、おかかを使った千葉県のご当地おにぎり「醤油めしおにぎり」のレシピも紹介しているので、ぜひご覧ください!

【千葉県】醤油めしおにぎり

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