おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.307 「ササニシキ系の品種」
誰もが知っているコシヒカリ。その「ヒカリ」はいろいろな品種で受け継がれています。例えば能登ひかり(石川県)、ゴロピカリ(群馬県)、なすひかり(栃木県)、ちゅらひかり(沖縄県)、キヌヒカリ、ヒノヒカリ、ゆきひかり(北海道)…等々数えあげたらキリがありません。
いっぽうで、かつてはコシヒカリとともに「両横綱」と並び称されたササニシキですが、「ササ」がつくお米は、実はあまり見当たりません。次に挙げるア~エの4つの名前のうち、実際には実在しないものを選び記号で答えて下さい。
ア.ささ結
イ.ササシグレ
ウ.ささろまん
エ.ささキング
おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.307解答】
正解はエの「ささキング」でした。なお「ささ王」という名称はあります。これは宮城県で開催されている「全国ササニシキ系『ささ王』決定戦」で優勝したお米に与えられる名称です。最近はあまり目にしなくなったササニシキですが、このような大会が開催されるくらいに、今でも根強い人気があるのです。
アは東北194号(ササニシキとひとめぼれのハイブリッド)のブランド名(商標名)です。イはササニシキの親、ウはササニシキをいもち病に強く改良した品種、いわゆる「ササニシキBL」になります。