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2020.11.15

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.314 福島県の新品種「福、笑い」

福島県が総力をあげて開発し、販売にこぎつけた新品種…その名も「福、笑い」。本格的デビューは来年ですが、現在数量限定、販売店限定で先行販売中です。このタイミングでの新品種デビューは他の産地よりも後発のイメージがありますが、それを感じさせないレベルの食味です。

さてここで問題です。この新品種「福、笑い」の特徴に当てはまらないものを次のア~エから選び、記号で答えて下さい。

 

ア.品種名は正式には「福島40号」と言う。

イ.味の基準が決められており、たんぱく含有率が6.4%以下である。

ウ.初夏には収穫できるほど超早場米である。

エ.栽培できる農家は登録制でいくつかの条件が付帯されている。

 

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.314解答】

正解はウの「初夏には収穫できるほど超早場米である。」です。収穫時期は10月になります。

ア…現段階では「福、笑い」はブランド名です。品種名になる場合は読点の扱いが難しいようです。

イ…たんぱく質が多いとお米の食感は硬くなるため低めに抑えることが重要です。「ゆめぴりか」や「つや姫」も同じような基準を設けています。

エ…生産者は登録制になっており、誰彼でも栽培できるわけではありません。

肝心の味ですが、もっちり系のお米ですが、単に柔らかいのではなく粒に弾力があります。口のなかで甘さの余韻が続くのですが、その甘さと同時に「咀嚼しているはずなのに粒としての食感が残っている」!という…今までにないお米の味です。

 

出題者:小池精米店・三代目、お米マイスター五ツ星の小池理雄

>おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.313「米屋の販売方法」

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