おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.470「お米の種類」
世界で栽培されているお米には様々な種類がありますが、大きく分類すると「ジャポニカ米」と「インディカ米」に分かれます。「ジャポニカ米」は私たち日本人が普段から食べているお米…例えばコシヒカリやササニシキがそれに当たります。
いっぽうで「インディカ米」とはいわゆる「長粒種」で、日本では「ジャスミンライス」「バスマティ」などの名称で販売されています。さてここで問題です。この二種類のお米について正しく述べているものを次のア~エから選び、記号で答えて下さい。
ア.ジャポニカ米の生産量は世界のお米の中で8割ほどを占めている。
イ.ジャポニカ米は日本のみで栽培されている。
ウ.インディカ米は日本で栽培されていることは無い。
エ.インディカ米はジャポニカ米に比べてでんぷんのアミロースの値が高い。
おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.470解答】
正解はエの「インディカ米はジャポニカ米に比べてでんぷんのアミロースの値が高い。」でした。
うるち米のでんぷんはアミロースとアミロペクチンの2種類で構成されており、通常はアミロペクチンの含量が多くなっています。その中でアミロースの割合が高めになると硬かったりパサパサした食感になるのです。
ア…インディカ米の記述です。
イ…朝鮮半島や中国、アメリカでも栽培されています。
ウ…日本でも栽培している生産者がいます。 それぞれのお米には特徴がありますが、どちらが美味しいか美味しくないかというよりも、その地域の料理に合っているかどうかが大きな違いと言えるでしょう。