おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.481「黒米」
今週は「黒米」についての問題です。 いわゆる古代米とも言われる黒米ですが、実際には最近開発されたものも多くあります。
小池精米店でも販売していますが、お買い求めになる人の多くは黒米だけを炊飯するのではなく、白米の色付けで使うケースが多いようです。
そんな黒米ですが、昨年のように酷暑の場合にはやはり影響を受けてしまいますが、具体的にはどのような影響を受けるのでしょうか?その内容につき正しく述べたものを次のア〜エから選び、記号で答えて下さい。
ア.黒色が薄くなる
イ.黒色が濃くなる
ウ.黒ではなく灰色になる
エ.黒ではなく茶色になる
おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.481解答】
正解はアの「黒色が薄くなる」でした。見た目的には赤紫っぽい色になります。 なと白米に混ぜて炊くと紫色になるため、「紫米」と呼ばれることもありますが、色が薄いとこの色付けがうまくいかないのです。
なおこの色はポリフェノールの一種・アントシアニンの、青紫の色素によるものです。また黒米にはポリフェノールが含まれており、ビタミン類・食物繊維や、鉄分・カルシウム・マグネシウムなどのミネラルが白米より多いのが特徴です。