【おにぎりを素手でにぎろう】表参道おにぎりラボ②
塩にぎりをにぎり、おにぎりを持って表参道を闊歩する試み「表参道おにぎりラボ」。
おにぎり協会が準備したコメ2種(くっつき、パラリ)×塩2種(高知県産「あまみ」、
沖縄県産「石垣の塩」)、計4種のおにぎりを試食。
まず「食味」「一体感」「包容力」「冷旨」の4項目について評価しました。
そして、おにぎりといえば「にぎりやすさ」も重要な要素です。
おにぎり協会では【おにぎりテイスティング】に手水でのにぎりやすさは不可欠と考え、
評価項目に「にぎりやすさ」を加えた計5項目を採用しました。
「にぎり」といえばこの人。
東京で一番古いおにぎり専門店「おにぎり浅草宿六」三代目。三浦洋介さんの登場です。
「コメは研ぎすぎると粒の表面に傷が付く。また糠には旨味が多く含まれているので、
ザザッと洗い流す程度で良いのです」と語る三浦さん。
精米技術が進歩しているので、コメ研ぎはすすぐ程度の感覚で良いそうです。
では、実際ににぎってみましょう!
ラップや型を使ってにぎることも多いようですが「人に手でにぎるからおにぎり」。
コメの種類によって、手のひらの感覚が随分と違います。
どうやら『パラリ』バージョンは手離れが良さそうです。
おにぎり協会推奨【宿六流まな板にぎり】
まな板の上にごはんを置き、三角に形どってからにぎるとふわっと仕上がります。
かわいいです。
海苔は片方だけ巻き、片方は立てたままにすると、パリパリ・しっとり両方楽しめます。
「にぎりやすさ」の項目を加えた結果、今回最も評価が高かったのは
表参道おにぎり米『パラリ』×高知県産『あまみ』の組み合わせとなりました。
いよいよ自分でにぎったおにぎりを持って、表参道散歩へ出かけます!