日本コメ比べ:三重県伊賀産の「伊賀米」
伊賀流忍者の里、そして松尾芭蕉生誕の地として有名な三重県伊賀地区。ここで作られているのが「伊賀米(いがまい)です。
伊賀地区は四方を山に囲まれているため、水量が豊富。ミネラルを多く含んだ稲作にぴったりの水を十分に使うことで美味しいお米がとれるといいます。また、盆地という地形も稲作には最適で盆地特有の朝晩の冷え込みがお米をぎゅっと甘くしてくれます。
伊賀米は甘みのあるコシヒカリ。
実際に食べて見ると、甘みが強く、また香りが良いのが特徴です。「かみしめて!この味」というのが伊賀米のキャッチコピーですが、まさにその通りで、噛めば噛むほど甘みが増し、ごはんを味わうことができるという印象です。
また、粘りも強いので、おにぎりにも向いています。冷めてももっちりとした甘みはなくならないので、お弁当にも向いているといえるでしょう。
伊賀米コシヒカリは食味ランキングで「特A」にも評価された伊賀を代表するお米。豊かな自然の中で育まれた美味しいお米です。
※おにぎり評価
冷旨度:★★★★★
甘み:★★★★☆
にぎりやすさ:★★★★☆
包容力:★★★☆☆
(※おにぎり評価とは、おにぎり協会がおにぎりを実際に握った際に感じた評価です)