おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.92 「世界的に見たお米の種類」
今日のクイズは「世界的に見たお米の種類」についてです。
世界のお米は、大きく分けて3種類に分けられます。私たち日本人の多くの人が食べているお米は「ジャポニカ種」です。「ジャポニカ種」は一般的に粒の形が短くて丸みを帯びていて、比較的粘りのあるお米です。「インディカ種」は中国南部や東南アジア等で栽培されています。生産量が最も多く、見た目は細長いお米です。炊くとパサパサします。カレー等に向いているようです。残り一つのお米は、「○○種」と言います。アジアの熱帯高地や北アフリカで多く栽培されているお米です。粒の幅が広く、大粒なのが特徴です。炊くとあっさりして、粘りもあります。
さてここで問題です。このお米の種類の名前は何というでしょうか?「○○」に当てはまる言葉を次のア~エから選び、記号で答えて下さい。
ア.ジャバニカ
イ.ジャスミン
ウ.ワイルド
エ.うるち
おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.92 解答】
正解はアの「ジャバニカ」です。
「ジャバニカ種」はあまり日本には出回っていませんが、アジアの熱帯高地や北アフリカで多く栽培されています。形状としてはジャポニカ種とインディカ種の中間のようですが、生物学的な扱いとしてはジャポニカ種よりのお米です。パエリアやリゾットに向いています。かつては日本でも陸稲で栽培されていたことがあるようです。イは高級インディカ米「ジャスミンライス」で使われる語句、ウは南アメリカで見られるお米に似た穀物の「ワイルドライス」で使われている語句です。