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おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.150 「田んぼの環境」

2017.06.24

今回のクイズは、田んぼの環境についてです。

 

今の時期、各地の田んぼでは稲はすくすくと育ち、風が吹くとその風の流れが分かるほどにたなびきます。

お米の味を決める要素として大きく分けて、品種・作り手・環境、の3つがあります。うち、環境についてはさらに土であったり水であったり気温であったり様々な要素があります。そのうち、風の影響も実は少なからず存在するのですが…。

 

さてここで問題です。田んぼに吹く風が及ぼす影響について間違って述べているものを次のア~エから選び、記号で答えてください。

 

ア.あまりに強烈な風が吹くと稲が倒れるが、倒れた方が茎が鍛えられてよりおいしいお米が出来上がる。

イ.風が吹くと田んぼにこもっている熱が下がるので、稲が健康に育つ。

ウ.風により稲の葉につく朝露が落ち、病気の発生を防ぐ。

エ.風が吹くと稲穂同士がぶつかり合ってしまい、少し色がついてしまう。

 

 

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.150  解答】

正解はア 台風により穂がついた稲が倒れ、地面に稲穂がついてしまうと、発芽が始まる場合もありますし、何よりも実が十分に熟さなくなります。

イ~エは設問の通りで正しい内容です。ウ…葉に水滴がついている状態が続くといもち病になりやすい。エ…これを「穂ずれ」と言います。

このように、風が常に吹いている場所では病気にはなりにくいですが、籾が傷つく場合があります。逆にあまりに吹いていないと病気の原因にもなりますので、やはり適度に風が吹く状態が望ましいと言えます。余談ですが、海のそばの田んぼは風が強いと海の潮を被ることになり、塩害が生じる場合があります。

 

出題者小池精米店・三代目、お米マイスター五ツ星の小池理雄

 

>おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.149「お米の特長」