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2018.03.18

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.185 「石高」

石川県で今年「ひゃくまん穀」という新しいお米がデビューします。

言うまでもなく石川県は加賀藩の領地だった場所で、当時は「加賀百万石」と呼ばれるほど規模の大きい藩でした。その「百万石」からとった名称のお米になります。日本では中世以降、領地の規模を表すのにこのように米の生産量を利用していました。お米の生産量で殿様の力を示すような風習は日本だけです。そこからも如何に日本人がお米との関わりが深いかが分かるでしょう。

さてこの百万石ですが、具体的にはお米の生産量としてはどの程度になるでしょうか? 当てはまるものを次のア~エから選び、記号で答えて下さい。

ア.150㎏ イ.150トン ウ.15,000トン エ.150,000トン

 

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.185 解答】

正解はエの15万トンでした。

1石=10斗=100升=1,000合です。ここから、1合150gだとして1石は150㎏となります。100万石ですから、この100万倍を計算すると15万トンになります。

1石は成人男性一人分の米の量と言われていました。当時の年貢の徴収割合が50%(五公五民)だとすると加賀藩は50万人分の武士を雇うことができたわけです。もちろんそこまで単純な話ではないと思いますが、当時の加賀藩の規模がうかがえます。

 

出題者:小池精米店・三代目、お米マイスター五ツ星の小池理雄

>おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.184「インディカ米」

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