おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.192「お米の輸出」
現在、わたしはある和食の調理専門学校で登壇することがありますが、その生徒の約3分の1は海外の方です。彼らは日本の専門学校で学んだスキルで日本の和食店に就職…ではなく、卒業したら帰国し、自分の国で和食の店を開く人が多いようです。それほどまでに海外では和食ブームであり、「和食」をウリにすることが海外でのビジネス展開につながるのです。
そのような和食ブームとは言え、そういったお店すべてで日本産のお米を使用するわけではありませんが、それでも日本米の輸出量は増えてきており、4年前と比べて約3倍になっています。では日本はどういった国・地域にお米を輸出しているでしょうか?最も多い輸出先を次のア~エから1つ選び、記号で答えてください。
ア.中国 イ.オーストラリア ウ.アメリカ合衆国 エ.香港
おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.192 解答】
正解はエの香港でした。2017年実績で全体の約3分の1を占めています。
香港の次がシンガポール、台湾、アメリカ、イギリス、オーストラリア、中国、マレーシア…と続きます。韓国や中国は同じジャポニカ米の生産国なのであまり需要は無いようです。同じ米食民族であっても、東南アジアは長粒種の消費が多いので、短粒種であるジャポニカ米はあまり需要がありません。