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2018.09.30

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.211 「田んぼの獣害」

さて、今週のクイズは田んぼにおける「獣害」についてです。

田んぼの稲は人間が食べる目的で栽培されていることがほとんどですが、実は人間だけでは無く野生動物にとっても興味の的になるようです。

さて、ここで問題です。野生動物が田んぼに及ぼす影響について間違って述べているものを次のア~エから選び、記号で答えて下さい。

ア.トキは、田んぼで餌を探している過程で稲を踏み倒してしまう。

イ.猪は稲穂を食べはしないが、畔を掘り起こしてしまう。

ウ.猿は集団で田んぼに降りてきて稲穂を食べてしまう。

エ.熊は稲穂には興味はないが田んぼでカエルなどの小動物を狙っている。

 

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.211 解答】

正解はエの「熊は稲穂には興味はないが田んぼでカエルなどの小動物を狙っている」です。

会津の熊は、うるち米には興味はなく、もち米を食べに田んぼに降りるということです。

ア~エはいずれも問題文の通りです。

お米を栽培する生産者さんにとって最もやっかいなのは猪です。今回の問題文にはありませんが、田んぼに入り込んで、ノミなどの虫を取り除くために地面に地面に擦り付けるそうです。そうなるとその周りの稲に猪の臭いが付いてしまい、結果、売り物にならないのです。

 

出題者:小池精米店・三代目、お米マイスター五ツ星の小池理雄

>おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.210「炊飯の歴史」

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