知る
2019.03.17

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.232 「農薬を使わない稲作」


今週のクイズは、「農薬を使わない農業」についてです。
他の農作物同様、稲作においても例えば病害虫の被害や雑草の被害などは顕著です。その被害を防ぐために生産者さんは農薬を活用しますが、諸々の事情により農薬を使わない農法で栽培している方もいらっしゃいます。
さてここで問題です。無農薬で稲を栽培した場合における影響について、明らかに間違っているものを次のア〜エから選び、記号で答えて下さい。
ア.田んぼの下流域の水があまり汚れない。
イ.農薬散布による生産者の健康被害が抑制される。
ウ.田んぼや周辺に棲む生き物の数が増える。
エ.ほとんど場合は、単位面積当たりの収量が上がる。

 

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.232 解答】

正解はエの「ほとんど場合は、単位面積当たりの収量が上がる。」でした。多くの場合は単位面積当たりの収量が落ちるようです。
ア…農薬はもちろんのこと、肥料が水質に及ぼす影響もあります。
イ…食べる人のことはもちろんのこと、作り手の健康にも心配りしたいものです。
ウ…田んぼによっては毎年「生き物調査」を行いその数の変化をもって生物多様性の実現を「見える化」しています。

 

出題者:小池精米店・三代目、お米マイスター五ツ星の小池理雄

>おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.231「田んぼの環境」

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