知る
2020.05.01

意外と知らないお米の資格とは?

日本では、漢字検定や英語検定をはじめ、さまざまな分野の資格を取得することができますよね。食に関する資格といえば、野菜ソムリエが有名ですが、お米に関する資格がたくさんあることをご存知でしょうか? 今回はお米に関する資格の一部をご紹介します。

■お米ソムリエ
白米や稲、もち米などのお米の種類をはじめ、栄養や美容効果、カロリーなどお米に関するさまざまな知識を持っていることを証明する資格です。そのほかにも、お酒や味噌、米粉、美容品などの加工品の選び方やお米の炊き方についての知識も必要になります。受験資格は特になく、自宅で受験ができるので興味のある方は検索してみてはいかがでしょうか?

■ごはんソムリエ
お米に関する知識や、炊飯の科学や技術、栄養、衛生管理に関する知識を持ち、美味しいごはんを見分けられる専門家です。ごはんソムリエになるためには日本炊飯協会が主催する、講義・実味実習に参加したのちに、認定試験で一定水準以上の成績を納める必要があります。お米やさんをはじめ、シェフや炊飯器メーカーの方などさまざまな方が「ごはんソムリエ」として活躍しているそうです。

■お米マイスター
日本米穀小売商業組合連合会が主宰するお米の博士号とも言える資格です。応募資格に、「穀物小売業に5年以上従事されている方」とあることから、その専門性の高さがわかりますね。お米の特性やブレンド特性、炊飯特性を見極めることができことから、お米の特徴を生かした商品づくりや、ごはんの素晴らしさや大切さを特別授業として子どもたちに伝える取り組みも行なっています。また、資格は筆記テストによって知識的実力を判断する「三ツ星お米マイスター」と、さらに実技試験で技術力をも認められた上位資格の「五ツ星お米マイスター」の二つがあります。

このようにお米に対する検定はいくつもあり、日本でお米が大切にされていることがわかります。

おにぎり協会でも、オニギリストを目指す「おにぎり検定」を行なっていますので、ぜひ挑戦してみてくださいね!

おにぎり検定

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