【What’s FooDays?】5月2日は「八十八夜」
本日5月2日は「八十八夜」!
「夏も近づく八十八夜~♪」というフレーズは、日本人なら誰しも聞いたことがあるのではないでしょうか。でも「あれ何の曲だっけ?」と頭にハテナが浮かんでいる人もいるはず……。
八十八夜とは、「立春」から88日目がちょうどお茶の新芽の摘み頃となることから名付けられた雑節の一つです。冒頭のフレーズは有名な日本の唱歌「茶摘み」の一節ですね。
八十八夜に摘んだ茶葉は「新茶」と呼ばれ、「飲むと病気にならない」「長生きできる」など、とても縁起のいいものとして古くから言い伝えられてきました。コンビニやスーパーなどでも新茶という文字をよく見かけますね。
注目してほしいのは「八十八」という文字。前回の記事で、米寿は八十八の組み合わせで「米」と読むとご紹介しましたが、お米にも意外な関係が……。場所によって差異はありますが、実は、お米も八十八夜の時期に田植えが行われ始めるんです!
お茶とお米は別々に口にしても合うし、お茶漬けでも美味しい。これはもう偶然ではなく、定められた出会いだったのでは!?
日本の素敵な食文化をもっと大切にし、世界に発信してきたいですね!