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2020.06.08

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.292 「石垣島の新米」

もうそろそろ石垣島の新米が都内で流通しますが、その石垣島から遠く離れた岩手県との間では、「かけはし交流」という事業がありました。もちろんお米に関する事業ですが、その事業の主たる目的を述べたものを次のア~エから選び、記号で答えて下さい。

ア.岩手県の種もみを石垣島で増やしてもらった。
イ.岩手県から稲刈りで必要な人員を石垣島へ派遣した。
ウ.岩手県の土壌を石垣島へ送り現地で客土した。
エ.岩手県の海産物を肥料として石垣島へ供給した。

 

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.292

正解はアの「岩手県の種もみを石垣島で増やしてもらった。」でした。
岩手県では平成5年の大冷害の影響で、翌年デビュー予定だった新品種「岩手34号」の種籾が不足してしまいました。そこで急きょ温暖な石垣島で平成6年の田植えに間に合うように「岩手34号」の作付けをしてもらい種もみを増やしてもらったのです。この出来事をきっかけに「岩手34号」の名前は「かけはし」と命名されました。またこの交流は現在でも「岩手・沖縄かけはし交流協会」として農業関係ばかりではなく、スポーツや教育関係など、幅広い交流の輪が繰り広げられています。

 

出題者:小池精米店・三代目、お米マイスター五ツ星の小池理雄

>おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.291「お米の生産量が少ない地域」

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